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フラッシュドアの構造と特徴
フラッシュドアとは、芯材を枠で支え、表面を板で覆った構造のドアです。無垢材の一枚板ではなく内部が中空構造のため、
軽くて丈夫で、反りや割れが起きにくいのが特徴です。住宅やオフィス、公共施設など幅広く採用されています。
基本構造(3層のしくみ)
① 枠(フレーム)
ドア外周の骨組み。主に木材を用い、全体の強度や反り防止に関わります。
② 芯材(しんざい)
内部に組み込む軽量コア(ハニカムコア・ランバーコアなど)。軽さと剛性を両立します。
③ 表面材(スキン)
突板・化粧合板・メラミン化粧板などで仕上げ。用途に合わせて意匠を選べます。
フラッシュドアが選ばれる理由
- 1軽量で扱いやすい
- 施工がスムーズで、丁番・金物への負担も少なく長持ち。
- 2反りや割れが少ない
- 湿度変化の大きい環境でも安定性が高く、美観を保ちます。
- 3コストパフォーマンスに優れる
- 材料効率が高く、高品質と価格のバランスに優れます。
- 4デザイン自由度が高い
- 突板・塗装・化粧板など多彩な仕上げに対応。
主な活用シーン
- 住宅の室内ドア(居室・洗面・トイレなど)
- オフィス・商業施設の間仕切り建具
- 学校・病院などの公共施設
- 特注仕様の防音ドア・耐火ドア
まとめ
フラッシュドアは、構造的な合理性と美しさを兼ね備えた現代建築の定番建具です。
紀之川木工所ではサイズ・デザイン・仕上げ材まで柔軟に対応し、用途に最適な1枚をご提案します。お気軽にご相談ください。
